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FX自動売買向けVPSおすすめ9社比較【MT4・MT5】料金・RDSライセンス・無料お試しを公式情報で検証

FX自動売買向けVPSおすすめ9社比較【MT4・MT5】料金・RDSライセンス・無料お試しを公式情報で検証

MT4・MT5でFXの自動売買(EA)を動かし始めると、最初にぶつかるのが「自宅PCだとEAが止まる」問題です。Windows Updateの再起動、スリープ、回線の切断、家族がPCを触った——理由は何であれ、EAが止まっていた時間はエントリーも決済も行われません。

その対策として定番なのがFX自動売買向けのVPS(仮想専用サーバー)です。ただ、VPSなら何でもよいわけではなく、Windows環境が必要なこと、リモートデスクトップのライセンス(RDS SAL)が別料金のサービスがあること、「月額◯◯円〜」の条件が各社バラバラなことなど、知らないと損をするポイントがいくつもあります。

この記事では、FX専用VPS4社と汎用のWindows VPS5社、計9社の料金・スペック・契約条件を各社の公式サイトで確認し直し(2026年9月9日時点)、「EAを何個動かすなら何GBのプランで、実際にいくらかかるのか」まで具体的な数字で比較します。VPSの選び方、MT4・MT5を動かす手順、よくあるトラブルの対処もまとめました。

なお、VPSはEAを止めないための環境であって、取引の成績を保証するものではありません。FXは元本を失うリスクのある取引です。本記事はサーバー選びの情報提供を目的としており、特定の投資行動を勧めるものではない点をご了承ください。

更新情報
・2026年9月9日:全9社の料金・仕様・無料お試し・最低利用期間を公式サイトで再確認し、全面リライト。XServer VPSの2026年9月1日料金改定後の価格、XServer VPS for FX プレミアム(リソース専有型)とKAGOYA CLOUD VPS・Winserver for FXを追加。RDSライセンス料・維持調整費・初月料金を含めた「実質いくらか」の比較と、EA個数別の必要メモリ早見表を追加。
・2026年1月5日:初版作成

目次

目的別のおすすめFX自動売買VPS早見表

先に結論です。9社を比較した結果、初めてFX用VPSを借りるなら「シンクラウドデスクトップ for FX」か「お名前.com デスクトップクラウド」のFX専用VPSが、リモートデスクトップのライセンス料が0円で、MT4・MT5を動かす前提の環境が最初から整っているぶん失敗が少ないです。「まず安く試したい」「日単位で使いたい」といった目的別には次のように分かれます。

こんな人おすすめ料金の目安(税込・2026年9月9日時点)
初めてでコスパ重視・EA1〜3個シンクラウドデスクトップ for FXWindows スタートアップ2GB 月額2,890円(12ヶ月契約)/3,580円(1ヶ月契約)。9月28日までのキャンペーンで初回1ヶ月契約1,790円
実績で選びたい・MT4がすぐ動く環境がほしいお名前.com デスクトップクラウドStartUp 2GB 月額2,640円+サービス維持調整費17.0%(初月は別途1,100円)
約定遅延やEA停止を最小化したい・EA10個以上XServer VPS for FX プレミアムライト(10GB・リソース専有)月額9,016円(12ヶ月契約)。11月26日まで30%キャッシュバックで実質6,311円
縛りなしで10日間試してから決めたいABLENET VPS WindowsプランWin1(2GB)年払い月額1,587円〜(契約時特別価格)+RDSライセンス1,320円/月
1日単位で使いたい・週末だけ検証したいKAGOYA CLOUD VPS(Windows Server)3GB 日額87円(月額上限2,420円)。RDS SALは料金ページに記載なし
時間単位で使いたい・ConoHaを使い慣れているConoHa for Windows Server2GB 時間課金5.1円/時(月額上限2,530円)+RDS SAL 1,386円/月
2週間無料で試したい・大阪/石狩を選びたいさくらのVPS for Windows ServerW2G(2GB)月額2,750円(年額30,250円)+RDS SAL 1,320円/月。クレジットカード払いで2週間無料お試し
電話サポートがほしい・大阪データセンターWinserver for FXスタートアッププラン(3GB)月額2,530円(12ヶ月契約)/2,970円(1ヶ月契約)。RDSライセンス1ユーザー分込み
36ヶ月の長期契約で安くしたいXServer VPS for Windows Server2GB 月額2,410円(36ヶ月契約)+RDS SAL 1,210円/月。11月19日まで最大30%キャッシュバック
※各社公式サイトの表示価格。「月額◯円〜」の契約条件と追加費用は、後述の比較表と各社の解説で詳しく説明します。

シンクラウドデスクトップ for FX/RDSライセンス0円・初回14日間無料トライアル・MT4/MT5の自動復旧&通知が標準(2026年9月9日時点)

FX自動売買(MT4・MT5)にVPSが必要な理由

MT4・MT5のEAは、ターミナル(MT4・MT5本体)が起動している間しか動きません。裁量トレードと違って「人が見ていない時間」こそが本番なので、24時間365日、止まらずに動き続ける環境をどう用意するかが最初の課題になります。

自宅PCで運用すると起きる停止リスク

  • Windows Updateの自動再起動…深夜に再起動され、MT4が閉じたまま朝まで放置される
  • スリープ・電源設定…一定時間で画面が消えるだけならよいが、スリープに入るとEAは止まる
  • 回線トラブル…ルーターの再起動やプロバイダの障害で、MT4がサーバーから切断される
  • 停電・ハードの故障…PCの寿命や落雷で停止。復旧までEAは動かない
  • 人為的ミス…家族が電源を落とす、別作業でPCが重くなってMT4が固まる

こうした停止は「チャンスを逃す」だけでなく、ポジションを持ったまま損切りロジックが動かないという、想定外の損失につながる可能性があります。相場急変時ほどこのリスクは大きくなります。

VPSにすると何が変わるか

VPSは、データセンターにある物理サーバーを仮想的に分割し、そのひとつを自分専用のWindows PCのように借りるサービスです。自宅のPCやスマホからリモートデスクトップで画面を開き、MT4・MT5を起動して接続を切っても、サーバー側では動き続けます。

  • 24時間稼働が前提の環境…データセンターは電源・空調・回線が冗長化されており、各社とも月間稼働率99.99%以上の品質保証(SLA)を掲げるサービスがあります
  • 自宅PCを占有しない…MT4のために自宅PCをつけっぱなしにする必要がなく、電気代やPCの消耗も減ります
  • 外出先から操作できる…スマホ・タブレットからリモートデスクトップで接続して、EAの停止や設定変更ができます
  • 監視・自動復旧…FX専用VPSにはMT4/MT5が落ちたら自動で再起動し、メールで知らせる機能を標準搭載するものがあります(シンクラウドデスクトップ for FX・XServer VPS for FX プレミアム)

VPSでも解決しないこと

誤解しやすい点として、VPSはEAの成績を良くする道具ではありません。約定速度は改善する場合がありますが、負けるロジックはVPSでも負けます。またVPS自体のメンテナンスや障害、MT4のアップデートで止まる可能性はゼロにはならないので、「監視・通知」の仕組みは別途考えておく必要があります。費用も月額1,500〜3,000円台からかかるため、少額の資金で運用している場合はコストとの釣り合いを先に計算してください。

FX専用VPSと汎用Windows VPSの違い(RDSライセンスが分かれ目)

FX向けVPSは大きく2種類に分かれます。どちらもWindows ServerにMT4・MT5を入れて動かす点は同じですが、料金の内訳と最初にやる作業の量が違います。

FX自動売買専用VPS汎用Windows VPS
本記事で扱うサービスお名前.com デスクトップクラウド/シンクラウドデスクトップ for FX/XServer VPS for FX プレミアム/Winserver for FXXServer VPS for Windows Server/ABLENET/ConoHa for Windows Server/さくらのVPS for Windows Server/KAGOYA CLOUD VPS
リモートデスクトップのライセンス(RDS SAL)料金に込み(0円)別料金(月額1,210〜1,386円/ユーザー)※KAGOYAは料金ページに記載なし
MT4/MT5向けの初期設定デスクトップ向けに調整済み。お名前.comは一部のMT4を事前インストール済み自分でMT4・MT5をダウンロードしてインストール
MT4/MT5の監視・自動復旧標準搭載のサービスあり(シン・XServer FXプレミアム)/有料オプション(お名前.com 220円/月)なし(自分で仕組みを用意)
用途の自由度FX用途に特化ファイルサーバーや開発など他用途にも使える
契約の柔軟さ最低利用期間3ヶ月が多い時間課金・日額課金・縛りなしのサービスがある

RDS SAL(リモートデスクトップ接続ライセンス)とは

Windows Serverでは、「サーバー管理」以外の目的でリモートデスクトップ接続するユーザーごとに、Microsoftのライセンス「RDS SAL」が必要です。MT4を操作するためにデスクトップへ接続するのは管理目的ではないので、汎用Windows VPSでFXをやる場合は原則としてこのライセンス料が上乗せになります。ABLENETは公式サイトで「デスクトップにアクセスして FX(MT4 等)などのアプリケーションを利用するには、RDS ライセンスが必要となります」と明記しています。

つまり汎用Windows VPSの「月額1,485円〜」「2GB 2,410円」といった表示価格は、FX用途ではRDS SALを足した金額が実際の月額です。FX専用VPSはここが最初から込みなので、表示価格が高く見えても実質では逆転することがあります。

Linux(Ubuntu)でMT4を動かす選択肢もある

Windowsのライセンス費用を避けるために、LinuxにWineというWindows互換レイヤーを入れてMT4・MT5を動かす方法があります。シンクラウドデスクトップ for FXの「Ubuntuデスクトップ」プランはWineとMT4/MT5の自動起動・自動ログインを設定済みで、Windowsプランより安い月額1,840円(12ヶ月契約)から使えます。ABLENETもVPS(Linux)プランに「Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5」テンプレートを用意しています。

ただし、シンクラウドデスクトップ for FXの公式サイトはLinuxに対応していないEA(エキスパート・アドバイザー)があると注意書きしており、14日間の無料トライアルでEAが動くかを確認するよう案内しています。DLL呼び出しを使うEAや一部のインジケーターは動かないことがあるので、Ubuntu版は「試してから決める」前提で検討してください。

FX自動売買向けVPSの選び方7つのチェックポイント

1. メモリ容量とMT4/MT5の同時稼働数

VPSのスペックで最も重要なのがメモリです。各社は「このプランならMT4を何個まで」という推奨個数を公式に示しており、目安は1個あたり0.5〜1GB前後。ただし同じ2GBでも、シンクラウドデスクトップ for FXは3個、お名前.comは3個、Winserverの3GBプランは2個と、各社で見積もりが違います。詳しくは後述の「EA個数別の必要メモリ早見表」で整理します。

2. 「実質いくらか」を計算する(維持調整費・初月料金・SAL・キャッシュバック)

表示価格の見方に注意が必要です。2026年9月9日時点の公式サイトでは次のような追加費用・条件があります。

  • サービス維持調整費…お名前.com デスクトップクラウドは17.0%(2024年12月1日〜)を請求。2,640円のプランなら月額約3,089円になる計算です(編集部計算)
  • 初月料金…お名前.com デスクトップクラウドは初月分として全プラン共通1,100円が別途必要。翌月分は前払い
  • RDS SAL…汎用Windows VPSは1,210〜1,386円/月が別途
  • キャッシュバックの「実質」価格…XServer系の「実質◯円」は後日申請して受け取る方式。申込時の支払額は割引前の金額です
  • 契約時特別価格と更新後価格…ABLENETは初回支払いのみ特別価格で、更新時は更新後価格(Win1年払いなら1,587円→2,208円/月)

3. 契約期間・最低利用期間・無料お試し

FX専用VPSは最低利用期間3ヶ月が標準です(お名前.com・シン・XServer FXプレミアム・Winserver・さくら)。一方、ABLENETは「月払い契約で3カ月等の最低利用期間の縛り無し」、XServer VPS for Windows Serverは料金表に「最低利用期限 無し」と明記、KAGOYAは日額課金、ConoHaは時間課金と、短期で試せるサービスもあります。無料お試しは、シン(14日間)・XServer FXプレミアム(14日間)・ABLENET(最大10日間)・さくら(クレジットカード払いで2週間)にあります。お名前.com デスクトップクラウドの「初回実質1ヶ月無料トライアル」は、キャンペーンページの表記では2026年2月2日で終了しており、2026年9月9日時点で開催中の無料お試しは公式のキャンペーン一覧に記載がありません。

4. 稼働率保証(SLA)と監視・自動復旧

お名前.com・シン・XServer FXプレミアム・ABLENETは月間稼働率99.99%以上を掲げています。ただしSLAは「止まらない保証」ではなく「下回ったら返金する制度」です。実運用で効くのは、MT4/MT5が落ちたときに自動で再起動して通知してくれる機能で、シンクラウドデスクトップ for FX(Windowsプラン)とXServer VPS for FX プレミアムが標準搭載、お名前.comは高負荷通知サービス(220円/月)で通知のみ対応です。

5. バックアップ

EAの設定やパラメータ、ヒストリカルデータは作り直すと時間がかかります。シン(スタンダード以上)とXServer FXプレミアム(全プラン・週次・最大4世代)は追加費用なしで自動バックアップがあり、Winserver for FXは「バックアップ機能の提供はございません」と明記。汎用VPSは自分でスナップショットやバックアップを取る前提です。

6. データセンターの所在地と回線

国内FX業者の取引サーバーは国内にあることが多く、国内データセンターのVPSなら物理的な距離は十分近い範囲です。公式サイトに所在地の記載があるのは、Winserver for FX(日本国内・大阪府)、さくらのVPS for Windows Server(大阪・石狩から選択)で、他社は「国内データセンター」とだけ記載、またはページに記載がありません。回線はシン・XServer・お名前.comが10Gbps共用、さくらは100Mbps共有回線と差があります。

7. サポート体制

初めてのVPSでつまずくのはリモートデスクトップ接続の手順です。Winserver for FXは電話サポート(無料・平日)とチャット24時間受付、XServer VPS for FX プレミアムはメール24時間365日に加えて平日10〜18時の電話・チャット対応があります。お名前.comはFX自動売買の学習コンテンツやプラン別EA個数の目安をサイト内で公開しています。

FX自動売買向けVPS9社の比較表

各社の公式サイトで2026年9月9日に確認した内容です。「最安の月額」は各社の最小プランで、契約条件を必ず併記しました。

サービスタイプ最安プランの月額(条件)メモリ/CPURDS SAL無料お試し最低利用期間OS
お名前.com デスクトップクラウドFX専用2,640円(StartUp 2GB・月払い)+維持調整費17.0%、初月別途1,100円2GB/2コア0円開催中の記載なし(実質1ヶ月無料トライアルは2026年2月2日で終了)利用開始月を除く3ヶ月Windows Server 2019
シンクラウドデスクトップ for FXFX専用2,890円(スタートアップ2GB・12ヶ月契約)/3,580円(1ヶ月契約)。Ubuntu版は1,840円(12ヶ月契約)2GB/2コア0円14日間3ヶ月Windows Server 2022/Ubuntu
XServer VPS for FX プレミアムFX専用(リソース専有)9,016円(ライト10GB・12ヶ月契約)/9,801円(1ヶ月契約)10GB/4コア0円14日間3ヶ月Windows Server 2025
Winserver for FXFX専用2,530円(スタートアップ3GB・12ヶ月契約)/2,970円(1ヶ月契約)3GB/4コア1ユーザー分込み記載なし(カード払いで実質初月無料)3ヶ月Windows Server 2022
XServer VPS for Windows Server汎用2,410円(2GB・36ヶ月契約)/2,740円(1ヶ月契約)2GB/3コア1,210円/月記載なしなし(料金表に「最低利用期限 無し」)Windows Server 2025/2022
ABLENET VPS Windowsプラン汎用1,587円(Win1・年払い・契約時特別価格。更新後2,208円)/月払い1,931円2GB/2コア1,320円/月10日間なしWindows Server
ConoHa for Windows Server汎用1,392円(1GB・時間課金の月額上限)/2GB 2,530円1GB/2コア1,386円/月記載なし時間課金は縛りなしWindows Server 2025〜2016
さくらのVPS for Windows Server汎用1,485円(W1G・月払い)/年額16,335円(月額換算1,362円)1GB/2コア1,320円/月2週間(カード払い)3ヶ月Windows Server 2025/2022
KAGOYA CLOUD VPS汎用日額87円・月額上限2,420円(3GB)/年額26,664円(月額換算2,222円)3GB/2コア料金ページに記載なし記載なし日額課金(記載なし)Windows Server 2025〜2016
※税込。「記載なし」は各社の該当ページに記載が見つからなかった項目です。キャンペーン価格は各サービスの解説で記載します。

メモリ2〜3GBクラスでEAを1〜3個動かす前提で、RDS SALまで含めた実質月額を並べると次のようになります(本記事で比較した9社・2026年9月9日時点の公式価格から編集部が計算)。

サービス(プラン)表示月額RDS SALその他FX用途の実質月額
シンクラウドデスクトップ for FX(スタートアップ2GB・12ヶ月)2,890円0円なし2,890円
Winserver for FX(スタートアップ3GB・12ヶ月)2,530円込みなし2,530円
お名前.com デスクトップクラウド(StartUp 2GB)2,640円0円維持調整費17.0%約3,089円(+初月1,100円)
ABLENET(Win1・年払い)1,587円(更新後2,208円)1,320円なし2,907円(更新後3,528円)
XServer VPS for Windows Server(2GB・36ヶ月)2,410円1,210円なし3,620円(キャッシュバック後の実質2,897円)
さくらのVPS for Windows Server(W2G・月払い)2,750円1,320円なし4,070円
ConoHa for Windows Server(2GB・時間課金上限)2,530円1,386円なし3,916円
KAGOYA CLOUD VPS(3GB・月額上限)2,420円記載なしWindows OSの追加料金は料金表に記載なし2,420円+SAL(要確認)
※合計は各社公式の表示価格を足し合わせた編集部の計算値です。申込前に必ず公式サイトの見積もりで確認してください。

FX自動売買向けVPSおすすめ9社の詳細

シンクラウドデスクトップ for FX(エックスサーバー)

シンクラウドデスクトップ for FX公式サイト

エックスサーバー株式会社が運営するFX自動売買専用VPSです。本記事で比較した9社の中で、RDSライセンス0円・維持調整費なし・14日間無料トライアル・MT4/MT5の自動復旧&通知を標準搭載と、FX用途で必要な条件を最も多く満たしています。

プラン(Windows)メモリ/vCPU/NVMeMT4推奨個数1ヶ月契約12ヶ月契約
スタートアップ2GB2GB/2コア/150GB3個3,580円2,890円
スタートアップ3GB3GB/2コア/150GB5個3,960円3,270円
スタンダード5GB5GB/4コア/200GB+バックアップ100GB13個6,250円5,330円
スタンダード6GB6GB/4コア/200GB+バックアップ100GB15個6,700円5,780円
プレミアム10GB10GB/8コア/300GB+バックアップ200GB25個9,361円8,060円
プレミアム12GB12GB/8コア/300GB+バックアップ200GB30個10,311円9,010円
エグゼクティブ16GB16GB/10コア/500GB+バックアップ300GB40個16,450円15,000円
※税込。3ヶ月・6ヶ月契約もあり(2GBは3,450円・3,290円)。契約期間分を一括前払い。
  • キャンペーン:2026年8月17日17:00〜9月28日17:00、初回契約の1ヶ月契約が50%OFF(2GB 1,790円)、12ヶ月契約が10%OFF(2GB 2,601円)
  • Ubuntuデスクトップ版:スタートアップ(2GB・MT4推奨5個)月額1,840円(12ヶ月契約)/2,280円(1ヶ月契約)。Wine・MT4/MT5自動起動設定済み。キャンペーン中は1ヶ月契約1,140円
  • OS:Windows Server 2022。回線10Gbps共用、RAID10
  • 監視機能:Windowsプランは管理画面からMT4/MT5の稼働状況を確認でき、停止時は自動再起動+メール通知。スタンダード以上は自動バックアップ付き
  • お試し・縛り:初回14日間無料トライアル。最低利用期間3ヶ月。高負荷通知サービスは月額220円/件(サーバー契約ごと)のオプション

注意点は、最低利用期間が3ヶ月あることと、Windowsプランに「MT4プリインストール」の記載がないこと(自分でインストールします)。データセンターは「国内」とだけ記載されています。

お名前.com デスクトップクラウド(GMOインターネット)

お名前.com デスクトップクラウド公式サイト

GMOインターネットグループが運営するFX自動売買専用VPSで、公式サイトは累計契約数「20万件以上」(2025年11月19日調べ)と掲載しています。事前にインストールされたMT4があり、それ以外のMT4・MT5も自分でインストールできます。

プランメモリ/vCPU/SSDMT4推奨個数月額料金
StartUp 2GB2GB/2コア/150GB3個2,640円
StartUp 3GB3GB/2コア/150GB5個3,630円
Standard 4GB4GB/3コア/150GB8個4,620円
Premium 8GB8GB/8コア/150GB20個7,260円
※税込。5GB(5,610円)・9GB(8,250円)は既存会員限定。翌月分を前払い、初月分は別途全プラン共通1,100円。
  • サービス維持調整費:17.0%(2024年12月1日〜)が請求に加算されます。StartUp 2GBなら月額約3,089円になる計算です(編集部計算)
  • RDS SAL:無料。OSはWindows Server 2019、回線10Gbps共用、転送量無制限
  • 品質保証:月間稼働率99.99%を下回った場合、月額の10%または30%を返金・充当するSLA
  • 無料お試し:初回利用者向けの「初回実質1ヶ月無料トライアル」(30日以内の解約申請で返金する方式)はキャンペーン期間2025年12月15日〜2026年2月2日17:00で終了と公式キャンペーンページに記載(トップページの注意事項にはキャンペーン名が残っていますが、リンク先はこの終了済みページです)。2026年9月9日時点で開催中の無料お試しは公式のキャンペーン一覧に記載なし
  • 最低利用期間:利用開始月を除いた3ヶ月。プラン変更は上位のみ
  • オプション:メモリ解放サービス220円/月、高負荷通知サービス(MT4/MT5の稼働異常を検知して通知)220円/月

表示価格は安く見えますが、維持調整費と初月料金を含めると本記事の比較ではシンクラウドデスクトップ for FXより高くなります。監視・自動復旧も標準ではなく、通知のみの有料オプションです。無料トライアルはキャンペーン依存で、2026年9月9日時点では開催中のものが公式に記載されていません。

XServer VPS for FX プレミアム(エックスサーバー)

XServer VPS for FX プレミアム公式サイト

エックスサーバーが提供する、CPU・メモリ・ストレージをリソース専有するFX専用VPSです。公式サイトはリソース専有型を「FX自動売買専用VPSとしては国内唯一。(2025年12月時点)」としており、他ユーザーの負荷に左右されにくいのが特徴。第4世代AMD EPYCとNVMe SSDを採用しています。

プランメモリ/vCPU/NVMeMT4/MT5推奨個数自動バックアップ1ヶ月契約12ヶ月契約
ライト10GB/4コア/100GB5〜7個1世代9,801円9,016円
スタンダード24GB/4コア/200GB10〜15個3世代16,000円14,720円
プレミアム48GB/8コア/400GB20〜25個4世代32,000円29,440円
ビジネス64GB/12コア/600GB30個以上4世代48,000円44,160円
※税込。契約期間分を一括前払い。11月26日まで12ヶ月契約で30%キャッシュバック(ライトは実質6,311円)。
  • OS:Windows Server 2025。RDS SAL 0円、維持調整費なし、回線10Gbps共用、RAID10
  • 標準機能:MT4/MT5の稼働監視・自動復旧&メール通知、毎日の自動メモリ解放、週次の自動バックアップ(最大4世代)
  • お試し・縛り:初回14日間無料トライアル(期間中の解約可)。最低利用期間3ヶ月
  • サポート:メール24時間365日、電話・チャットは平日10〜18時

最小プランでも月額9,000円台と、EA1〜3個の運用には過剰です。EAを10個以上動かす、複数口座を本格運用する、相場急変時の遅延を最小化したい人向けの選択肢と考えてください。

Winserver for FX(アシストアップ)

Winserver for FX公式サイト

Windows Serverホスティング専業のWinserverが提供するFX専用VPSです。RDSライセンス1ユーザー分が料金に含まれ、データセンターは日本国内(大阪府)と明記されています。VPSプランのほか、物理サーバーを1人で使う「専用筐体」プランもあります。

プランメモリ/CPU/NVMeMT4推奨個数1ヶ月契約6ヶ月契約12ヶ月契約初期費用
スタートアッププラン3GB/4コア/50GB2個2,970円2,750円2,530円0円
スタンダードプラン6GB/5コア/50GB6個5,940円5,720円5,500円0円
プライベートプラン(専用筐体)16GB/i7/500GB利用方法により変動11,000円——11,000円
エグゼクティブプラン(専用筐体)32GB/i7/500GB利用方法により変動15,400円——22,000円
※税込。
  • OS:Windows Server 2022。バックボーン960Gbps、データ通信量無制限
  • サポート:電話サポート無料(平日9:00〜12:00/13:00〜17:00)、チャット・メールは24時間受付
  • 支払い:クレジットカード決済で実質初月無料。最低利用期間3ヶ月
  • オプション:メモリ追加1GBにつき990円/月、ストレージ追加10GBにつき550円/月、追加RDS SAL 1,045円/月(1年一括)

ストレージは50GBと少なめで、バックアップ機能は「提供なし」と公式FAQに明記されています。MT4推奨個数も3GBで2個と控えめな見積もりなので、EAを複数動かすならスタンダード以上を検討してください。

ABLENET VPS Windowsプラン(ケイアンドケイコーポレーション)

ABLENET VPS公式サイト

レンタルサーバー提供28年以上の老舗で、Windows Serverインストール済みの仮想デスクトッププランを提供しています。公式サイトはWindowsプランを「FX自動売買やMT4/MT5の24時間安定稼働に最適」と案内。最大10日間の無料お試しがあり、最低利用期間なしで、申込月の料金も無料です。

プランメモリ/vCPU/SSD年払い(契約時特別価格)月払い(契約時特別価格)更新後価格(年払い/月払い)
Win12GB(増量中)/2コア/60GB1,587円/月(総額19,036円)1,931円2,208円/2,732円
Win23.5GB(増量中)/3コア/120GB2,070円/月2,621円2,865円/3,522円
Win36GB(増量中)/4コア/150GB3,490円/月4,166円5,098円/6,017円
Win410GB(増量中)/8コア(増量中)/150GB5,325円/月6,194円7,594円/8,908円
※税込。初期費用0円。契約時特別価格は初回支払いのみで、月払いは2か月後の更新から更新後価格。
  • RDSライセンス:1,320円/ユーザー/月が別途必要(公式に「デスクトップにアクセスして FX(MT4 等)などのアプリケーションを利用するには、RDS ライセンスが必要となります」と明記)。同時接続は1サーバー2接続まで
  • お試し・縛り:全プラン最大10日間のお試し。試用状態のまま本契約に移行可能。最低利用期間なし、維持調整費なし
  • 品質:稼働率99.99%以上、障害の自己復旧機能あり
  • Linux派向け:VPS(Linux)プランに「Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5」テンプレートあり

「1,587円〜」は年払い・初回のみの価格で、更新後は2,208円。さらにRDS SAL 1,320円が乗るため、FX用途の実質は初年度2,907円・2年目以降3,528円(年払い)です。Windows Serverのバージョンとデータセンター所在地は料金ページに記載がありません。

XServer VPS for Windows Server(エックスサーバー)

XServer VPS for Windows Server公式サイト

XServer VPSのWindows Server搭載プランです。XServer VPSは2026年9月1日に全プランの利用料金を改定しており、以下は改定後に公式サイトで確認した価格です。テンプレート「Windows Server for Remote Desktop」の用途例に「FXの自動売買をしたい」と記載されています。

プランメモリ/vCPU/NVMe1ヶ月契約12ヶ月契約36ヶ月契約キャッシュバック後の実質(36ヶ月)
2GB2GB/3コア/100GB2,740円2,500円2,410円1,687円
4GB4GB/4コア/150GB4,840円4,600円4,360円3,052円
12GB(8GB+無料増設4GB)12GB/6コア/400GB9,680円9,200円8,720円—
※税込。3・6・24ヶ月契約もあり。キャンペーン(2026年8月31日17:00〜11月19日17:00)は12ヶ月20%/24ヶ月25%/36ヶ月30%のキャッシュバックで、申込から満6ヶ月後に申請して受け取る方式。
  • RDS SAL:1,210円/月(サーバー管理目的以外の接続ユーザー分)。Office SALは3,740円/月
  • OS:Windows Server 2025/2022 Datacenter Edition。回線10Gbps共有(200Mbps制限あり)、初期費用無料
  • 最低利用期間・無料トライアル:料金表に「最低利用期限 無し」と明記。無料トライアルはWindows Serverの公式ページに記載なし

FX専用の監視機能はなく、MT4は自分でインストールします。36ヶ月契約とキャッシュバックを前提にすると安いものの、申込時には割引前の金額を一括で支払う点に注意してください。

ConoHa for Windows Server(GMOインターネット)

ConoHa for Windows Server公式サイト

ConoHa VPSのWindows Server版で、1時間単位の時間課金が選べるのが特徴です。1ヶ月使っても月額上限を超えて請求されないので、「まず数日だけ試したい」「検証中だけ動かしたい」用途に向きます。テンプレート「Windows Server for Remote Desktop」の用途例に「FXの自動売買をしたい方」と記載されています。

メモリ/vCPU/SSD時間課金月額上限
1GB/2コア/100GB2.8円/時1,392円
2GB/3コア/100GB5.1円/時2,530円
4GB/4コア/100GB10.2円/時4,939円
8GB/6コア/100GB20.3円/時9,746円
※税込。長期利用割引「まとめトク」(3〜36ヶ月の一括前払い)は時間課金より最大10%OFFで、公式表記は「月額1,239円から」。まとめトクは途中解約不可。
  • RDS SAL:1,386円/月(サーバー管理目的以外の接続ユーザー分)。Office SALは4,312円/月
  • OS:Windows Server 2016/2019/2022/2025 Datacenter Edition。初期費用無料
  • 無料お試し・データセンター所在地:Windows Serverの公式ページに記載なし

1GBプランはMT4を1個動かすのが精一杯で、各社の推奨個数から見ても2GB以上が現実的です。SALを含めると2GBで月額3,916円と、FX専用VPSより割高になります。

さくらのVPS for Windows Server(さくらインターネット)

さくらのVPS for Windows Server公式サイト

さくらインターネットのWindows Server搭載VPSです。クレジットカード払いを選ぶと全プラン2週間の無料お試しがあり、サーバーの設置場所を大阪・石狩から選べます。

プランメモリ/CPU/SSD月払い年払い(月額換算)
W1G1GB/仮想2Core/50GB1,485円16,335円(1,362円)
W2G2GB/仮想3Core/100GB2,750円30,250円(2,521円)
W4G4GB/仮想4Core/200GB5,390円59,290円(4,941円)
W8G8GB/仮想6Core/400GB10,780円118,580円(9,882円)
※税込。初期費用無料。W16G・W32Gもあり。
  • RDS SAL:1,320円/月(12ヶ月一括15,840円)。同時接続は1サーバー2接続まで
  • OS:Windows Server 2025/2022 Datacenter Edition。インターネット回線は100Mbps共有
  • お試し・縛り:2週間無料(クレジットカード払い・同時2台まで)。最低利用期間3ヶ月

回線が100Mbps共有と他社(10Gbps共用)より細く、MT4はもちろん自分でインストールします。安心感と2週間お試しを重視する人向けです。

KAGOYA CLOUD VPS Windows Server(カゴヤ・ジャパン)

KAGOYA CLOUD VPS Windows Server公式サイト

カゴヤ・ジャパンのVPSで、日額課金・初期費用無料が特徴です。公式サイトは「有償のWindowsOSを標準価格にてご提供」と説明しており、料金表にWindows Server OSの追加料金は記載されていません。日額で使って月額上限に達しても使用が制限されず、年額契約にすると月額換算でさらに安くなります。公式サイトにはMT4のダウンロード&インストール解説記事もあります。

メモリ/CPU/NVMe SSD日額月額上限年額(月額換算)
3GB/2コア/200GB87円2,420円26,664円(2,222円)
4GB/3コア/300GB118円3,300円36,300円(3,025円)
6GB/4コア/400GB169円4,730円52,140円(4,345円)
8GB/6コア/600GB303円8,470円93,192円(7,766円)
※税込の目安。停止中も料金は発生し、削除日の翌日から課金停止(ライセンス料金は1ヶ月分発生)。
  • OS:Windows Server 2025/2022/2019/2016 Datacenter。Office SALは4,092円/月
  • RDS SAL:料金ページに記載なし(申込前に要確認)
  • 無料お試し・最低利用期間:Windows Serverページに記載なし(日額課金)

最小が3GBからで日額87円と、短期の検証用途ではコスパが高い一方、FX向けの監視機能やRDS SALの扱いは公式ページに記載がなく、申込前にサポートへ確認したい点です。

EA個数別の必要メモリと月額の目安

「何個のEA(MT4/MT5)を同時に動かすか」で必要なプランが決まります。各社が公式に示す推奨個数をもとに、目安をまとめました。ヒストリカルデータを大量に読む、バックテストを回す、といった使い方では1段階上のプランを選んでください。

同時に動かすMT4/MT5目安メモリ該当プランの例(月額・税込)
1〜3個2〜3GBシン スタートアップ2GB 2,890円(12ヶ月)/お名前.com StartUp 2GB 2,640円+維持調整費/Winserver スタートアップ3GB 2,530円(12ヶ月・推奨2個)/KAGOYA 3GB 月額上限2,420円
4〜5個3〜4GBシン スタートアップ3GB 3,270円(12ヶ月)/お名前.com StartUp 3GB 3,630円+維持調整費/ABLENET Win2(3.5GB)2,070円(年払い初回)+SAL
6〜8個4〜6GBお名前.com Standard 4GB 4,620円+維持調整費/シン スタンダード5GB 5,330円(12ヶ月・推奨13個)/Winserver スタンダード6GB 5,500円(12ヶ月・推奨6個)/XServer VPS for FX プレミアム ライト(10GB・推奨5〜7個)9,016円(12ヶ月)
10〜20個8〜12GBお名前.com Premium 8GB 7,260円+維持調整費(推奨20個)/シン プレミアム10GB 8,060円(12ヶ月・推奨25個)/XServer FXプレミアム スタンダード(24GB・推奨10〜15個)14,720円(12ヶ月)
20個以上16GB以上シン エグゼクティブ16GB 15,000円(12ヶ月・推奨40個)/XServer FXプレミアム プレミアム(48GB・推奨20〜25個)29,440円(12ヶ月)
※推奨個数は各社の公式表記。各社とも「設定によっては推奨個数で稼働しない場合がある」と注記しています。

同じ「2GB」でも推奨個数が違うのは、CPUコア数やストレージ性能、各社の見積もり基準が違うためです。迷ったら無料トライアルのあるサービスで実際のEAを動かし、タスクマネージャーでメモリ使用率を確認してからプランを決めるのが確実です。

VPSでMT4・MT5を動かすまでの手順

FX専用VPSでも汎用Windows VPSでも、流れは同じです。所要時間は慣れていれば30分ほど、初めてでも1時間あれば十分です。

  • 1. VPSを契約する…プランと契約期間を選んで申し込み。FX専用VPSは申込時にWindows環境まで構築された状態で提供されます。汎用VPSはOSテンプレートで「Windows Server for Remote Desktop」などを選び、必要ならRDS SALを追加します
  • 2. リモートデスクトップで接続する…Windowsの「リモートデスクトップ接続」(Mac・スマホはMicrosoft Remote Desktopアプリ)に、届いたIPアドレス・ユーザー名・パスワードを入力。シンとXServer FXプレミアムは設定済みの「RDPファイル」をダウンロードして開くだけで接続できます
  • 3. MT4/MT5をインストールする…VPSの中でブラウザを開き、利用するFX業者の公式サイトからMT4/MT5をダウンロードしてインストール。お名前.comのようにプリインストール済みなら、自分の業者のMT4があるか確認します
  • 4. 口座にログインしてEAを入れる…MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Experts」にEAファイル(.ex4/.ex5)を置き、MT4を再起動。ツールバーの「自動売買」をONにし、チャートにEAを適用して右上のマークが動作中になっているか確認します
  • 5. 接続を切って放置する…リモートデスクトップのウィンドウを閉じても(サインアウトではなく「切断」)、サーバー側のMT4は動き続けます。シャットダウンすると止まるので、電源メニューには触らないでください

止まらない運用のための設定のコツ

  • Windows Updateの再起動時刻を管理する…アクティブ時間の設定や、再起動を市場が閉まる土日に寄せる。再起動後にMT4が自動起動するよう、スタートアップにショートカットを置いておく
  • MT4の自動起動+自動ログイン…複数のMT4を使うなら、それぞれ別フォルダにインストール(ポータブルモード)して管理する
  • 接続を「切断」で終える…サインアウトするとセッションが終了し、設定によってはMT4が終了します
  • 監視の仕組みを用意する…FX専用VPSの自動復旧・通知機能を使うか、EA側の通知(プッシュ通知・メール)で「動いていること」を確認できるようにしておく
  • 時刻のずれに注意…VPSのタイムゾーンは日本時間とは限りません。MT4のサーバー時間はFX業者側の設定なので、VPSの時計はNTPで同期していれば問題ありませんが、表示時間の解釈は間違えないようにします

FX業者が提供する「無料VPS」を使う場合の注意点

一部のFX業者は、口座残高や月間取引量などの条件を満たすと、業者が用意したVPSを無料で使える制度を設けています。条件を満たしている間はコストがかからないので魅力的ですが、次の点は確認しておきましょう。

  • 条件を下回ったときの扱い…残高や取引量が条件を下回ると、利用料が口座から差し引かれる、または提供が終了する制度があります。条件と料金は必ずその業者の公式ページで確認してください
  • その業者の口座専用…複数のFX業者の口座を1台で運用したい場合は、汎用性のある有料VPSのほうが扱いやすいです
  • スペックと管理権限…メモリやストレージが固定で、追加のソフトを入れられない場合があります
  • 海外業者の場合…金融庁に登録のない海外業者は、日本の法規制の保護が及ばないなど別のリスクがあります。VPSの無料提供だけを理由に業者を選ばないでください

本記事では、各FX業者の無料VPSの提供条件を公式ページで確認できた範囲でしか記載していません。条件は変更されることがあるため、「無料」の文字だけで判断せず、利用規約と料金表を読んでから申し込むのが安全です。

VPS運用でよくあるトラブルと対処法

症状主な原因対処
朝起きたらMT4が閉じていたWindows Updateの自動再起動アクティブ時間を設定し、再起動後にMT4が自動起動するようにする。自動復旧機能のあるVPSに乗り換える
EAが「動作していない」表示になる自動売買ボタンがOFF/EAの設定でDLLや自動売買の許可がない/口座がEA不可ツールバーの「自動売買」と、EAのプロパティ「自動売買を許可する」を確認。FX業者がEA利用を認めているか確認
リモートデスクトップに接続できないパスワード間違い/VPS側のファイアウォール/IPアドレス変更コントロールパネルからコンソール接続して確認。各社のマニュアルの手順で再設定
MT4の動作が重い・固まるメモリ不足/ヒストリカルデータやログの肥大化タスクマネージャーでメモリ使用率を確認し、1段階上のプランへ変更。「チャートの最大バー数」を減らす。メモリ解放機能があるVPSなら有効化
急変時に注文が通らなかったVPSやMT4の遅延/業者側のスプレッド拡大・約定拒否VPS側の要因ならリソース専有型(XServer FXプレミアム)や上位プランを検討。業者側の要因はVPSでは解決しない
VPSの料金が思ったより高い維持調整費・RDS SAL・初月料金の見落とし本記事の実質月額表で内訳を確認。申込画面の合計金額を確認してから契約

FX自動売買向けVPSのよくある質問

MT4とMT5、VPSで動かすならどちらがよいですか?

使うFX業者とEAが対応しているほうを選びます。MT4はEAの数が多く、MT5は新しい仕様で、対応する業者が増えています。VPS側はどちらも動作し、本記事の9社はいずれもMT4・MT5の両方に対応する(または自分でインストールできる)Windows環境です。

VPSにMT4はプリインストールされていますか?

お名前.com デスクトップクラウドは事前にインストールされたMT4があり、それ以外のMT4・MT5も自分でインストールできます(公式FAQ)。シンクラウドデスクトップ for FXのUbuntuデスクトップ版はMT4/MT5の自動起動・自動ログインが設定済みです。Winserver for FXや汎用Windows VPSは自分でインストールします。作業自体は、業者のサイトからダウンロードして実行するだけなので数分で終わります。

いちばん安いFX用VPSはどれですか?

本記事で比較した9社・2026年9月9日時点で、Windows環境でRDSライセンスまで含めた実質月額が最も安いのは、Winserver for FXのスタートアッププラン(3GB・12ヶ月契約で2,530円)と、シンクラウドデスクトップ for FXのスタートアップ2GB(12ヶ月契約で2,890円)です。Linuxでもよければ、シンのUbuntuデスクトップ版が1,840円(12ヶ月契約)で最安です。短期なら、KAGOYAの日額87円やConoHaの時間課金5.1円/時(2GB)のほうが安く済みます。

無料でお試しできるVPSはありますか?

シンクラウドデスクトップ for FXとXServer VPS for FX プレミアムが14日間、ABLENETが最大10日間、さくらのVPS for Windows Serverがクレジットカード払いで2週間の無料お試しを用意しています。お名前.com デスクトップクラウドの「初回実質1ヶ月無料トライアル」(30日以内の解約申請で返金)はキャンペーン扱いで、公式ページでは2026年2月2日で終了と案内されています。いずれも初回利用者向けの条件があるため、申込前に公式サイトの条件を確認してください。

国内VPSと海外VPSはどちらがよいですか?

国内のFX業者を使うなら、取引サーバーとの距離やサポートの面で国内VPSが無難です。海外VPSは価格が安いものもありますが、英語サポート、海外決済、遅延の面で不利になることがあります。海外FX業者を使う場合でも、業者の取引サーバーの所在地(ロンドン・ニューヨーク・東京など)に近いVPSを選ぶのが基本で、「海外だから速い」わけではありません。

スマホだけでVPSを操作できますか?

できます。iPhone・AndroidのMicrosoft Remote Desktopアプリで接続すれば、VPS上のMT4を操作できます。Winserver for FXは公式FAQでスマホからの接続方法をマニュアルで案内しています。ただし細かい設定作業はPCからのほうが楽なので、初期設定はPCで行うのがおすすめです。

VPSを使えば利益が出やすくなりますか?

いいえ。VPSはEAを止めないための環境であり、利益を保証するものではありません。EAのロジックや相場環境によっては損失が出ます。VPS費用はコストとして毎月かかるため、運用資金と見込まれる収益に対して費用が見合うかを先に検討してください。

まとめ

FX自動売買向けVPSは、「表示価格」ではなくRDSライセンス・維持調整費・初月料金・契約期間を含めた実質月額と、「MT4/MT5が止まったときに自動で復旧・通知してくれるか」で選ぶのがポイントです。

料金・キャンペーンは変わるため、この記事の数値は2026年9月9日時点の各社公式サイトの表記です。契約前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。Windows VPS全般の比較はWindows VPSおすすめ比較、Linux含めた国内VPSの比較は国内VPSおすすめ比較、各社のキャンペーン情報はレンタルサーバーのキャンペーンまとめも参考にしてください。

迷ったらシンクラウドデスクトップ for FX/RDSライセンス0円・14日間無料トライアル・MT4/MT5の自動復旧を標準搭載

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