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SERVER2025.08.22
【VPS】ゲーム向けレンタルサーバーおすすめ5選を徹底比較【マルチサーバー】
「仲間とオンラインゲームを思いっきり楽しみたいけど、サーバーの立て方がわからない…」
「自作サーバーは難しそうだし、電気代も心配…」
そんな悩みを抱えていませんか?
せっかくの楽しいゲーム時間、サーバーの準備でつまずいてしまうのはもったいないですよね。
実は、専門的な知識がなくても、誰でも簡単に自分たちだけの快適なゲーム空間を作れる方法があります。それが「ゲーム向けレンタルサーバー」の利用です。
この記事では、数あるサービスの中から、特にゲーム用途に強く、初心者でも安心して始められるおすすめのレンタルサーバーを5つ厳選しました。
選び方のポイントから、人気ゲームごとの推奨スペックまで、あなたのサーバー選びを徹底的にサポートします。
この記事を読み終える頃には、どのサーバーを選べば良いか明確になり、すぐにでも仲間と最高のマルチプレイ環境をスタートできるでしょう。
ゲームサーバーレンタルとは?基礎知識
ゲームのレンタルサーバーとは、オンラインで友達や仲間と同じゲームの世界(マルチプレイ)を楽しむために必要な「サーバー」を、専門の会社から借りるサービスのことです。
通常、オンラインゲームを複数人で遊ぶには、誰か一人がサーバー役(ホスト)になるか、ゲーム会社が用意した公式サーバーに参加する必要があります。しかし、個人がホストになるとPCに大きな負担がかかり、24時間起動し続けるのは現実的ではありません。
また、公式サーバーでは、自分たちの好きなルールやMOD(追加要素)を導入できない場合がほとんどです。そこで登場するのがレンタルサーバーです。
月額料金を支払うことで、高性能なサーバーを24時間365日、安定して利用できます。これにより、サーバーの管理や維持にかかる手間を大幅に削減し、プレイヤーは純粋にゲームに集中できる環境を手に入れられるのです。
特に最近では、マインクラフトやARKといった人気ゲームのサーバーを、簡単な操作ですぐに構築できるテンプレート機能が用意されているサービスも多く、専門知識がない初心者の方でも気軽にマルチサーバーのオーナーになれる時代になっています。
レンタルサーバーが必要な理由
なぜ、わざわざお金を払ってまでレンタルサーバーを借りる必要があるのでしょうか。
その理由は、自作PCでサーバーを立てる場合や、ゲーム内の簡易的なホスティング機能を使う場合と比較して、圧倒的に多くのメリットがあるからです。
特に「いつでも」「誰とでも」「自由に」ゲームを楽しみたいと考えるなら、レンタルサーバーは必須の選択肢と言えるでしょう。
電気代やPCへの負荷、ネットワークの知識といった心配事から解放され、純粋にゲームの世界に没頭できる環境が手に入ります。
ここでは、レンタルサーバーを利用する具体的なメリットを3つのポイントに絞って、わかりやすく解説していきます。これらの理由を知れば、きっとあなたもレンタルサーバーの魅力に気づくはずです。
オンラインマルチプレイができる
レンタルサーバーを利用する最大のメリットは、安定した環境で快適なオンラインマルチプレイが実現できることです。
自分でサーバーを立てる場合、自宅のインターネット回線の速度や安定性にプレイの質が大きく左右されます。特に、大人数で同時に接続すると、ラグ(遅延)が発生しやすくなり、せっかくのゲーム体験が損なわれてしまうことも少なくありません。
しかし、レンタルサーバーは、高速で大容量のバックボーン回線に接続されたデータセンターで管理されています。
そのため、参加人数が増えても回線が重くなる心配が少なく、いつでも快適なプレイ環境を維持できるのです。
ゲームの世界にいる全員がストレスなく、リアルタイムでの連携や対戦を楽しめるのは、専用に用意されたサーバーだからこそ実現できる特権と言えるでしょう。
友人や知り合いだけで好きな遊び方ができる
レンタルサーバーを使えば、パスワード設定などを活用して、本当に気の知れた友人や仲間だけが入れるプライベートな空間を作ることができます。
不特定多数のプレイヤーが出入りする公開サーバーでは、「知らない人に建造物を壊された」「アイテムを盗まれた」といったトラブルが起こりがちです。
しかし、自分たちだけのサーバーなら、そうした心配は一切ありません。さらに、ゲームのルールを自分たちで自由に設定できるのも大きな魅力です。
例えば、アイテムの出現率を変更したり、特定のMODを導入して、通常とは一味違った特別な世界で遊んだりすることも可能です。公開サーバーのルールに縛られることなく、仲間うちだけで通用する「内輪ネタ」や独自の遊び方を存分に楽しめる。これこそが、レンタルサーバーが提供する最高の価値の一つなのです。
24時間稼働した状態で使える
自分のパソコンをサーバー(ホスト)にしてマルチプレイをする場合、ホスト役の人がパソコンの電源を落としてしまうと、他のプレイヤーはゲームを続けることができません。
「ホストが寝る時間だから、今日の冒険はここまで」といった形で、プレイ時間が制限されてしまうのはよくある話です。
しかし、レンタルサーバーは専門の会社が24時間365日、常にサーバーを稼働させ続けてくれます。そのため、ホストの都合に関係なく、参加したい人がいつでも好きな時にサーバーに接続してゲームの続きをプレイできます。あなたが寝ている間も、ゲームの世界時間は進み、仲間が冒険を続けているかもしれません。
時間を気にせず、誰もが自分のペースで世界に参加できる自由さは、マルチプレイの楽しさを何倍にも広げてくれるでしょう。
ゲームのマルチプレイにはVPSが必須
ゲーム用のレンタルサーバーを探し始めると、「VPS」という言葉を必ず目にします。
共用サーバーや専用サーバーなど、他の種類もある中で、なぜゲームのマルチプレイにはVPSが最適解なのでしょうか。その理由は、VPSが持つ「自由度の高さ」と「コストパフォーマンス」の絶妙なバランスにあります。
共用サーバーは、一つのサーバーを複数のユーザーで共有するため、他のユーザーの影響で動作が不安定になりがちで、ゲームのようにリアルタイム性が求められる用途には向きません。
一方で、専用サーバーは1台を丸ごと独占できるため性能は最高ですが、料金が非常に高額になり、個人で利用するにはハードルが高いのが現実です。
VPSは、共用サーバーのように1台の物理サーバーを複数ユーザーで共有しつつも、仮想的に専用サーバーと同じように各ユーザーに領域が割り当てられます。
これにより、他のユーザーの影響を受けにくく、管理者権限(root権限)も与えられるため、ゲームに必要なソフトウェアを自由にインストールしたり、細かい設定を自分好みに変更したりすることが可能です。
まさに、ゲームサーバーを立てたい個人や小規模グループにとって、性能、自由度、価格の全てにおいて最もバランスの取れた選択肢がVPSなのです。
VPSとは
VPSとは、「Virtual Private Server」の略で、日本語では「仮想専用サーバー」と訳されます。
この仕組みを分かりやすく例えるなら、「大きなマンションの中にある、完全に独立した自分だけの一室」のようなものです。一つの大きな高性能コンピューター(物理サーバー)の中に、仮想化技術を使って、複数の独立したサーバー領域を作り出します。
それぞれの領域は、OS(オペレーティングシステム)を含めて完全に分離されているため、まるで自分専用のサーバー(専用サーバー)を一台まるごと使っているかのような感覚で利用できるのが特徴です。
他の住人(他の契約者)の影響をほとんど受けないため、安定したパフォーマンスを維持できます。
さらに、自分の一室(VPS)の中は自由にカスタマイズできるため、ゲームサーバーに必要なソフトウェアをインストールしたり、システムの設定を自由に変更したりする「管理者権限(root権限)」が与えられています。
この高い自由度と安定性を、専用サーバーよりもはるかに安価な料金で実現できるのが、VPSの最大の魅力と言えるでしょう。
共用サーバーとの違い
VPSとよく比較されるのが「共用サーバー」です。
共用サーバーは、「一つの大きな家(サーバー)を、複数の住人(ユーザー)で共有して使うシェアハウス」に例えられます。
キッチンやお風呂、リビングといった共用スペースをみんなで使うため、誰か一人が長時間お風呂を使っていると、他の人が使えなくなるのと同じように、他のユーザーがサーバーに高い負荷をかけると、自分のウェブサイトやアプリケーションの動作が遅くなってしまうことがあります。
また、シェアハウスのルール(サーバーの利用規約)に従う必要があり、壁紙を張り替えたり(OSの変更)、新しい家具を持ち込んだり(ソフトウェアのインストール)といった自由なカスタマイズは基本的にできません。
これに対してVPSは、前述の通り「マンションの一室」なので、他の住人の影響を受けにくく、自分の部屋の中は自由に改造できます。
ゲームのように安定した高速な処理と、サーバーの自由な設定が求められる用途において、この違いは非常に大きく、共用サーバーではなくVPSを選ぶべき決定的な理由となります。
専用サーバーとの違い
一方で、VPSと「専用サーバー」の違いも理解しておきましょう。
専用サーバーは、その名の通り「サーバー機器を一台まるごとレンタルするサービス」で、例えるなら「一戸建てのマイホーム」です。
建物も土地も全て自分だけのものなので、他の誰にも干渉されることなく、持てるリソースの全てを自由に使えます。最高のパフォーマンスと自由度を誇りますが、その分、家賃(利用料金)は非常に高額になります。
大規模な商用サービスや、何百人ものプレイヤーが同時に接続するような巨大なゲームサーバーでもない限り、個人や少人数のグループで利用するにはコストが見合いません。
VPSは、この専用サーバーが持つ「独立性」と「自由度」というメリットを、仮想化技術によって低価格で実現したサービスです。
一戸建てほどの広さや豪華さはないかもしれませんが、「マンションの一室」でも十分に快適で自由な生活が送れるように、ほとんどの個人のゲーム用途では、VPSの性能で全く問題なく、コストパフォーマンスに優れた最適な選択となるのです。
ゲーム向けレンタルサーバーの選び方
「VPSがゲームサーバーに良いのはわかったけど、具体的にどの会社のどのプランを選べばいいの?」ここが一番の悩みどころですよね。
各社から様々なプランが提供されており、スペック表を見ても専門用語ばかりで、どれが自分の遊びたいゲームに適しているのか判断するのは難しいものです。
しかし、いくつかの重要なポイントを押さえておけば、初心者の方でも自分にぴったりのレンタルサーバーを見つけることができます。大切なのは、「自分が遊びたいゲームは何か」「何人くらいで遊びたいのか」「サーバーの知識はどのくらいあるのか」を明確にすることです。
ここでは、ゲーム向けレンタルサーバーを選ぶ際に、最低限チェックしておきたい4つの重要なポイントを解説します。
この選び方をマスターすれば、契約後に「スペックが足りなくてゲームがカクカクする…」「設定が難しくてサーバーを立てられなかった…」といった失敗を防ぐことができるでしょう。
あなたのゲームライフを最高のものにするための、最適なサーバー選びを始めましょう。
ゲームに必要なスペックが用意されているか
まず最初に確認すべきなのが、サーバーの基本的な処理能力を示す「スペック」です。特に重要なのが「CPU」と「ストレージ」の2つです。
CPUはサーバーの頭脳にあたる部分で、この性能が高いほど複雑な処理を高速に行えます。
ゲームサーバーでは、プレイヤーの動きや世界の生成など、常に膨大な計算が行われるため、CPUのコア数やクロック周波数が高いプランを選ぶことが快適なプレイの鍵となります。
もう一つのストレージは、ゲームのデータを保存しておく場所です。
最近では、従来のHDDよりも圧倒的に読み書きが速い「SSD」が主流になっています。サーバーの起動やゲームデータのロード時間が大幅に短縮されるため、ストレージは必ず「SSD」もしくは、さらに高速な「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用しているプランを選びましょう。
容量については、ゲームの種類やMODの導入数によって変わりますが、最低でも50GB以上あると安心です。
快適にプレイできるサーバーメモリの目安
サーバー選びでCPUと並んで、あるいはそれ以上に重要とも言えるのが「メモリ」の容量です。
メモリは、サーバーが一度に処理できる作業量を決める「作業台の広さ」のようなものです。
この作業台が狭いと、多くのプレイヤーが同時に接続したり、広大なマップを読み込んだりする際に処理が追いつかず、サーバーが重くなったり、最悪の場合はサーバーが落ちてしまったりします。
必要なメモリ容量は、プレイするゲームと参加人数によって大きく異なります。
例えば、比較的軽量なマインクラフト(バニラ環境)であれば、数人のプレイなら2GB程度でも動作しますが、大人数で遊んだり、MODをたくさん導入したりする場合は8GB以上あると安心です。
一方、ARKやPalworldといった要求スペックの高いゲームでは、少人数でも最低8GB、快適に遊ぶなら16GB以上のメモリが推奨されます。
まずは自分が遊びたいゲームの推奨スペックを確認し、プレイ人数に合わせて少し余裕を持ったメモリ容量のプランを選ぶのが失敗しないコツです。
短期利用か長期利用かで推奨プランが異なる
レンタルサーバーの料金プランは、契約期間によって大きく変わることがあります。
多くのサービスでは、1ヶ月や3ヶ月といった短期契約よりも、12ヶ月や36ヶ月といった長期契約を選ぶことで、月額料金が大幅に割引される仕組みになっています。
「仲間と末永くゲームの世界で暮らしていきたい」と考えているなら、長期契約を選ぶのが断然お得です。
一方で、「夏休みだけ限定でサーバーを立てたい」「特定のイベント期間中だけ使いたい」といった場合は、月単位で契約できる短期プランが便利でしょう。
ただし、短期契約は割高になる傾向があるため注意が必要です。
また、サービスによっては「最低利用期間」が設けられている場合もあります。契約する前に、自分の利用スタイル(長期でじっくりか、短期でスポットか)を考え、それに合った料金体系のサービスを選ぶことが、無駄な出費を抑える上で非常に重要になります。
初心者向けの構築ガイドやテンプレはあるか
サーバーの知識に自信がない初心者の方にとって、最も重要視すべきポイントがこの「構築のしやすさ」です。コマンドを打ち込んで一からサーバーを構築するのは、専門知識がないと非常にハードルが高い作業です。
しかし、最近のゲーム向けVPSサービスでは、この問題を解決するための強力なサポート機能が充実しています。その代表が「ゲームテンプレート」や「アプリケーションイメージ」と呼ばれる機能です。
これは、マインクラフトやARK、Palworldといった人気ゲームのサーバー環境があらかじめ用意されており、管理画面から遊びたいゲームを選ぶだけで、面倒な設定作業をすっ飛ばして、わずか数分でマルチサーバーを立ち上げることができる非常に便利な機能です。
また、公式サイトに画像付きで手順を解説した詳しいマニュアルやガイドが用意されているかも重要なチェックポイントです。
これらのサポートが充実しているサービスを選べば、コマンドを一度も触ったことがないという方でも、安心してゲームサーバーのオーナーになることができます。
ゲーム向けレンタルサーバーおすすめ5選
ここまでの選び方を踏まえて、いよいよ具体的におすすめのゲーム向けレンタルサーバー(VPS)をご紹介します。
世の中には数多くのVPSサービスが存在しますが、その中でも特にゲーム用途での利用実績が豊富で、性能、料金、そして初心者向けの使いやすさのバランスに優れたサービスを5つ厳選しました。
「どれを選べばいいか、もう迷いたくない!」という方のために、各サービスの特徴やおすすめポイントを分かりやすくまとめました。
これから紹介する5つのサービスは、いずれも多くのゲームプレイヤーから支持されており、安心して利用できるものばかりです。それぞれのサービスの強みや、どんな人に向いているのかを比較しながら、あなたのゲームスタイルに最もマッチする最高のパートナーを見つけてください。
さあ、あなただけの冒険の舞台を、ここから選び始めましょう。
Xserver VPS for Game
「Xserver VPS for Game」は、国内シェアNo.1のレンタルサーバー「エックスサーバー」が提供する、まさにゲーム用途に特化したVPSサービスです。
長年のサーバー運用で培われたノウハウを活かし、ゲームプレイに最適化された高性能な環境を提供しています。
最大の特長は、マインクラフトに特化した便利な機能を多数搭載している点です。
専用の管理ツールを使えば、サーバーの構築はもちろん、バージョンアップやバックアップ、各種設定の変更といった煩わしい管理作業をブラウザ上から簡単に行うことができます。
また、全てのプランで超高速なNVMe SSDを採用し、CPUも高性能なものを搭載しているため、大規模なMODを導入したマインクラフトや、要求スペックの高い他のゲームでも快適なプレイが期待できます。
料金も非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスは業界トップクラス。特にマインクラフトのサーバーを立てたいと考えている方にとっては、まさに第一候補となる鉄板のサービスと言えるでしょう。
ロリポップ for Gamers
「ロリポップ! for Gamers」は、初心者向けのホスティングサービスとして長い歴史と実績を持つ「ロリポップ!」が、満を持してリリースしたゲームプレイヤー専用のサービスです。
このサービスの最大の魅力は、なんといってもその「手軽さ」と「分かりやすさ」にあります。
契約後の難しい設定は一切不要で、申し込みから最短1分でPalworld(パルワールド)のマルチサーバーが立ち上がります。もちろん、マインクラフトにも対応しており、今後も対応ゲームは増えていく予定です。
サーバーの起動や停止、設定変更なども、専門知識がなくても直感的に操作できる専用の管理画面から行えます。
また、困ったときには電話サポートも利用できるため、サーバーの操作に不安がある方でも安心です。月額料金も非常に安価に設定されており、お試しでマルチサーバーを体験してみたいという方にぴったり。
「とにかく難しいことは抜きにして、今すぐ友達とゲームを始めたい!」というニーズに完璧に応えてくれる、初心者にとって最も優しい選択肢の一つです。
ConoHa for GAME
「ConoHa for GAME」は、GMOインターネットグループが運営する、ゲーム用途に特化した高速VPSサービスです。
こちらも非常に人気が高く、多くのゲーマーに利用されています。
最大の強みは、対応しているゲームテンプレートの豊富さです。マインクラフトやARK、Palworldはもちろんのこと、Rust、Factorio、7 Days to Dieなど、30種類以上もの人気ゲームのテンプレートが用意されており、遊びたいゲームを選ぶだけで即座にマルチサーバーの構築が完了します。
長期契約をすると料金が大幅に割引される「VPS割引きっぷ」も魅力的で、長く遊び続ける予定の方にとっては非常にコストパフォーマンスが高くなります。
また、サーバーのスペックをいつでも柔軟に変更できるため、「最初は少人数で始めたけど、仲間が増えたからメモリを増やしたい」といったニーズにもすぐに対応可能です。豊富なゲームをとことん遊び尽くしたい、そんな欲張りなあなたに最適なサービスと言えるでしょう。
さくらのVPS
「さくらのVPS」は、日本のインターネット黎明期からサービスを提供している老舗、「さくらインターネット」が運営するVPSサービスです。
長年の運用実績に裏打ちされた高い安定性と信頼性が最大の魅力と言えるでしょう。
法人利用も多いサービスですが、個人でも利用しやすく、コストパフォーマンスに優れたプランを提供しています。
ゲーム専用のテンプレート機能はConoHaなどと比較すると少ないですが、OSのテンプレートは豊富に用意されており、自分でサーバーを構築する知識がある程度ある中級者以上の方にとっては、非常に自由度の高い環境を安価に手に入れることができます。
また、コントロールパネルの使いやすさにも定評があり、サーバーの各種設定や管理が直感的に行える点も評価されています。派手さはありませんが、堅実で安定したサーバー環境を求めるなら、間違いのない選択肢の一つです。
信頼と実績を重視する方に特におすすめしたいサービスです。
KAGOYA CLOUD VPS
「KAGOYA CLOUD VPS」は、ビジネス用途で高い評価を得ているカゴヤ・ジャパンが提供するVPSサービスです。
こちらも長年の実績があり、その安定性と柔軟性には定評があります。
このサービスの大きな特徴は、日額単位での課金に対応している点です。「週末だけサーバーを立てたい」「イベントの期間中だけハイスペックなサーバーを使いたい」といった、短期・スポットでの利用に非常に強く、無駄なコストを徹底的に省くことができます。
時間単位でスペックを変更することも可能なので、日中は低スペックで運用し、アクセスが集中する夜間だけスペックを上げる、といった柔軟な使い方も実現できます。
ゲームテンプレートなどの初心者向け機能は少ないため、ある程度のサーバー知識は必要になりますが、その分自由度は非常に高いです。
サーバーの運用に少し慣れてきて、よりコストを意識した柔軟な使い方をしたいと考える中級者以上の方にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
【ゲーム別】推奨サーバースペック
レンタルサーバーを選ぶ上で、自分の遊びたいゲームにどれくらいのスペックが必要なのかを知ることは非常に重要です。
スペックが足りなければゲームは快適に動作せず、逆にオーバースペックすぎると無駄な料金を払い続けることになってしまいます。
ここでは、特にマルチサーバーの需要が高い3つの人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」「ARK: Survival Evolved(アーク)」「Palworld(パルワールド)」を取り上げ、それぞれ快適にプレイするために推奨されるサーバースペックの目安を解説します。
もちろん、これはMODの導入数やプレイヤーの行動によっても変わってきますが、サーバー選びの最初の基準として、ぜひ参考にしてください。
この目安を元に、各レンタルサーバーのプランを比較検討することで、より賢いサーバー選びが可能になります。
Minecraft(マインクラフト)
マインクラフトは、MOD(追加要素)を導入するかどうか、そして何人でプレイするかによって必要なスペックが大きく変動するゲームです。
MODを入れない「バニラ」環境で、友人同士4~5人で遊ぶ程度であれば、メモリは2GB~4GBのプランでも十分に動作します。
しかし、影MODのような描画をリッチにするものや、多数の便利MOD、大規模なMODパックを導入する場合は、サーバーへの負荷が跳ね上がります。
その場合は、最低でも8GB以上のメモリを確保し、CPUも4コア以上のプランを選ぶと安心です。特に、10人以上で同時に接続したり、広大なワールドを探索したりする予定があるなら、16GB以上のメモリも視野に入れると良いでしょう。
ストレージはSSDであれば快適ですが、ワールドデータが大きくなることを想定して、100GB以上の容量があると余裕が生まれます。
ARK: Survival Evolved(アーク)
ARK: Survival Evolvedは、非常にリアルで美しいグラフィックを持つ一方で、サーバーに要求するスペックが極めて高いことで知られています。
快適なマルチプレイ環境を構築するには、それなりの性能を持つサーバーが必須です。
最低ラインとして、CPUは4コア以上、メモリは8GBが必要になりますが、これは本当に最小限の構成です。数人でプレイする場合でも、ラグなく快適に遊ぶためには、メモリ16GBを強く推奨します。
もし、MODを導入したり、10人近い人数でプレイしたり、複数のマップを同時に稼働させたりするなら、32GB以上のメモリを搭載したプランも検討すべきです。
ARKはサーバーの処理が非常に重いため、ここでスペックを妥協すると、ゲーム体験が大きく損なわれる可能性があります。少し予算を多めに見積もり、余裕を持ったスペックのプランを選ぶことが、ARKを楽しむ上での重要な鍵となります。
Palworld(パルワールド)
2024年に登場し、爆発的な人気を博しているPalworld(パルワールド)も、マルチサーバーで楽しみたいと考える人が非常に多いゲームです。
公式からは、4人程度でプレイする場合、メモリは8GB以上が推奨されていますが、プレイヤーの活動が活発になるとメモリ使用量が増加するため、安定したプレイを目指すなら16GB以上あると安心です。
公式も「メモリは多ければ多いほど良い」と公言しており、特に32人での大規模なマルチプレイを視野に入れるなら、32GBのメモリを搭載したプランが推奨されています。
CPUも4コア以上が望ましいでしょう。Palworldはまだ開発途上のゲームであり、今後のアップデートで要求スペックが変動する可能性もあります。
そのため、現時点では公式の推奨スペックを参考にしつつ、少し余裕を持ったプランを選んでおくのが賢明な判断と言えます。
ゲーム向けレンタルサーバーに関するよくある質問
ここまで、ゲーム向けレンタルサーバーの選び方やおすすめのサービスについて解説してきましたが、まだいくつか疑問や不安が残っている方もいるかもしれません。
「本当に専門知識がなくても大丈夫?」「一つのサーバーで色々なゲームを遊べるの?」「結局、どのサービスが一番いいの?」といった、多くの方が抱くであろう疑問について、ここではQ&A形式で分かりやすくお答えしていきます。
サーバー契約という、普段あまり馴染みのないサービスを利用する上での最後の不安を、ここでスッキリ解消しましょう。
これらの回答を読めば、あなたはもう迷うことなく、自信を持ってゲームサーバーデビューへの第一歩を踏み出すことができるはずです。
専門的な知識がなくてもマルチサーバーの構築はできますか?
はい、結論から言うと、全く問題なくできます。かつては、サーバーを立てるには黒い画面(コンソール)にコマンドを打ち込むような、専門的な知識と技術が必要不可欠でした。
しかし、現在主流となっている「Xserver VPS for Game」や「ConoHa for GAME」、「ロリポップ! for Gamers」といったゲーム向けに特化したVPSサービスでは、その常識は過去のものとなっています。
これらのサービスには「ゲームテンプレート」という非常に便利な機能が備わっており、管理画面から遊びたいゲーム(マインクラフトやPalworldなど)のアイコンを選んでクリックするだけで、システムが自動的にサーバーの構築を完了してくれます。
難しい設定やコマンド入力は一切不要で、申し込みからわずか数分後には、友達を招待できる状態になっているでしょう。
もちろん、公式サイトには画像付きの丁寧なマニュアルも用意されているので、万が一操作に迷っても安心です。専門知識の有無は、もはやマルチサーバーを始める上での障壁ではありません。
レンタルサーバーは複数のゲームに対応していますか?
はい、1つのVPS契約で複数のゲームサーバーを運用することは可能です。
ただし、同時に複数のゲームサーバーを起動することは、サーバーのスペック(特にメモリ)に大きな負荷がかかるため、ハイスペックなプランでない限りは推奨されません。
一般的な使い方としては、「今はマインクラフトで遊んでいるけど、来月からはARKを遊びたい」といった場合に、サーバーのOSを再インストール(初期化)し、遊びたいゲームのテンプレートを使って新しいゲームサーバーを構築し直す、という形になります。
この方法であれば、契約は1つのままで、時期によって様々なゲームを楽しむことができます。ConoHa for GAMEのように、多くのゲームテンプレートが用意されているサービスは、このように色々なゲームを渡り歩きたいプレイヤーにとって非常に魅力的です。
ただし、サーバーを再構築すると以前のゲームデータは消えてしまうため、必要なデータは必ず事前にバックアップを取っておくことを忘れないようにしましょう。
各レンタルサーバーのメリット・デメリットは?
この記事で紹介した5つのサービスはどれも魅力的ですが、それぞれに得意なこと、不得意なことがあります。以下に、それぞれのメリット・デメリットを簡潔にまとめますので、あなたの重視するポイントと照らし合わせてみてください。
Xserver VPS for Game
メリット:マインクラフト用の管理機能が非常に優秀。コストパフォーマンスが高い。
デメリット:マインクラフト以外のゲームテンプレートが少ない。ロリポップ for Gamers
メリット:とにかく簡単で最速。電話サポートがあり初心者でも安心。料金が安い。
デメリット:対応ゲームがまだ少ない。長期契約の割引がない。ConoHa for GAME
メリット:対応ゲームテンプレート数が圧倒的に多い。長期割引がお得。
デメリット:時間課金がないため、短期利用だと割高に感じる場合がある。さくらのVPS
メリット:老舗ならではの安定性と信頼感。コントロールパネルが使いやすい。
デメリット:ゲーム専用機能は少なく、ある程度の知識が必要。KAGOYA CLOUD VPS
メリット:日額・時間額課金に対応しており、短期利用に非常に強い。
デメリット:初心者向けの機能が少なく、中級者以上向け。ゲーム向けレンタルサーバーまとめ
この記事では、仲間と最高のマルチプレイ環境を構築するためのゲーム向けレンタルサーバーについて、その基礎知識から具体的な選び方、そしておすすめのサービスまでを詳しく解説してきました。
レンタルサーバーを利用すれば、PCのスペックや電気代を気にすることなく、24時間いつでも安定した環境で、気の合う仲間と自由にゲームの世界を楽しむことができます。
サーバー選びで重要なのは、遊びたいゲームと人数に合った「スペック(特にメモリ)」、契約期間を考慮した「料金プラン」、そして何よりも「構築のしやすさ」です。
特に初心者の方は、マインクラフトやPalworldなどの人気ゲームのテンプレート機能が充実しているサービスを選ぶことで、驚くほど簡単に自分だけのサーバーを持つことができます。
今回ご紹介した5つのサービスは、どれも多くの実績があり、自信を持っておすすめできるものばかりです。さあ、もう迷う必要はありません。
まずは気になるサービスの公式サイトを訪れ、無料お試し期間などを活用して、仲間との新たな冒険への扉を開いてみましょう。
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- 当社からのお知らせ等を記載していきます。
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